
大分県視能訓練士会
明るい未来に
大分県視能訓練士会は2011年に発足しました。視能訓練士(略称CO)は、視覚に関する国家資格であり、視覚機能の検査や訓練、障がいのケア、健診業務を行う専門職です。本会は県内の視能訓練士の知識や技術向上を目的として、勉強会や社会活動を行っています。専門職の立場から地域の方々に健康で過ごせるために医療・福祉・教育と連携し取り組んでいきたいと思っています。学ぶことに熱心な会員と共に、学び、創造し、また成長していきたいと思います。

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視能訓練士の業務の紹介
〇視能矯正
視覚の発達する年齢は限られています。お答えを引き出すのが難しい低年齢の小児の視機能検査をおこない、弱視や斜視に対しての視力向上や正常な両眼視機能の獲得を目的とした視能訓練をおこないます。
〇視能検査
人間の眼は、とても複雑で大切な器官であるため、多くの検査があります。視力検査・屈折検査・眼鏡処方検査・コンタクトレンズ検査・視野検査や、眼の奥の写真や組織の断層を撮影する画像診断検査、正確な手術をおこなうための手術前の検査など様々な眼科一般検査および精密な特殊検査も担当します。医師の診断や治療に必要な的確なデータを提供し、眼科医療をサポートしています。
3.検診
母子保健センター等で実施される3歳児健康診査における視覚検査や成人の生活習慣病予防健診などにも参加し、眼疾患の早期発見にも貢献しています。
4.ロービジョンケア
眼疾患や外傷などにより視機能が低下した状態となったロービジョンの見えにくさを様々な方法で補い生活の質(Quality of Life)の改善を支援します。視機能検査だけでなくロービジョンによる日常生活、学業や仕事の継続などへの影響を聞き取り、一人一人に合わせた光学的補助具(拡大鏡、遮光眼鏡等)を選定、見え方を補う様々な工夫、視覚リハビリテーション施設との連携などのアドバイスを行います。乳幼児から成人、高齢者と幅広い年齢層を対象としています。
出典:日本視能訓練士協会HPhttps://www.jaco.or.jp/ippan/yousu/
3歳児健診 視覚検査
子どもの視力を守るため

視力は,育てるものとご存知でしょうか?
ヒトは生まれながらにして、大人と同じように見えているのではなく、視覚的な刺激を適切に受けて育ちます。しかしながら、視力の成長時期に病気を患うと中学生になった時には正常な視力が得られないこともあります。
ここで、重要なことが三歳児健診です。
専門の視能訓練士が、検査員として同行し健診を行うことで発見を見逃さず、治療につなげることができます。
大分市、別府市、佐伯市、国東市の三歳児健診の視覚検査には視能訓練士が携わっています。